逆張りの心理とオーダーブックの燃料状況
僕は基本的に順張り派ですが、チャンスの時には逆張りもします。
僕の手法はオーダーブックを使用した燃料を刈り取る考えなので、燃料の塊を刈り取って用事が済んだら逆張りのチャンスになります。
そういう場面になると、逆張りしたい!という心理状態になるのです。
手法が違えば、逆張りしたい心理状態になる場面も違ってくると思うのですが、
そんな例があったので、オーダー手法の理解を深めるために少しご紹介です。
決してどちらが良いとか悪いとかではなく、それぞれなのでどちらも正しい行動で、オーダー手法的観点からの見方ということなのでご了承ください。
オーダーの見方が分からないという人はこの記事を参照してください。
まずはこちらのオーダー状況から。
2019年6月14日終了時点のドル円です。
ドル円のオーダー状況でチャートは5分足です。
パッと見て、この後の予想は上ですか?下ですか?
チャート的にはヨコヨコ状態から上昇して、またヨコヨコ状態になったところです。
燃料については、(青枠が買いの燃料、赤枠が売りの燃料)買いの燃料の方が多い状態ですね。
そして、売りの燃料はあまりない状態でもありますね。
つまり、この状況は「矢印が↑、買いの燃料が多い、下がる燃料が少ない」という上目線の状況です。
ちなみに黄色枠の指値を見ると、結構あるように見えますが、買いの逆指値もそれなりにあるので順額だとそれほど強い抵抗には見えません。
黄色枠の部分はそれほど長くありませんね。
以上から考えると、オーダー手法的には少なくとも逆張りで下を狙う場面ではありません。
しかし、違う見方をすると、ここで逆張りをしたい心理がはたらく場面でもあるのです。
下図は、同じときのドル円の1時間足です。
テクニカルのことはあまりよく分かりませんが、赤いラインが強い抵抗を示している感じですね。
こういう見方をしている人は逆張りのチャンスの場面でしょうかね。
実際に、ここでショートして赤い線を上抜けたら損切りという人も多いようです。
また、赤い線を上抜けたらロングという戦略の人もいるかもしれません。
この記事の投稿時点では、まだ結果が出ていないのでこの後どうなるか分かりません。
土日を挟んで週明けの月曜日からの動きになるので、オーダー状況も変わるかもしれません。
もし、オーダー状況が変わらなかったら…
オーダー手法の人は、少し下がったら押し目買いで「上に行けー!」
ここで逆張りをした人は、「もっと下に行けー!」
ってなるんでしょうね。
これが、面白いところです。
ちなみに、月曜日の朝から僕が注目するところですが、
この辺の変化ですかね。
窓が開いたり、雰囲気がガラッと変わったりして下目線になることもあると思います。
月曜日の予想ということではなく、オーダーの活用方法という観点で参考にして頂ければ幸いです。
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