FXにおける資金管理についての考え
FXにおける資金管理について考えてみました。
僕の考えをダラダラと述べるだけのパターンになるかも知れませんが、良ければ最後までお付き合いください 笑。
僕の考える資金管理は
・資金のうち、どれだけをトレードに使うか。
・1回の最大損失をどれだけ許容するか。
この2つを計画的に設定し実行する事です。
言い換えれば、無計画なフルレバ・ハイレバ、損切りしないはダメっていうことかな。
この状況は人によって違うし、逆に計画的なら資金管理はできているとも考えます。
では、フルレバ・ハイレバ・損切りしないがなぜダメなのか
それがどんな状況かを別の例に置き換えてみます。
フルレバは、かつかつの状態ですよね。
例えば、給料日2日前なのに、後500円しかない。
残りの2日間をどうやって過ごそうか…みたいな状況ですかね。
突然の出費があっても払えないし、楽しそうなお誘いが来ても断るしかありません。
急変動で悲鳴をあげたり、絶好のエントリーチャンスが来ても玉がもうない状態に似てるかも。
ハイレバ…これは人によって感じ方が違うかも知れません。
例えば5000円のランチがあったとします。
月収10万円のアルバイターにとっては高いだろうし、年収5000万円の社長さんはしょっちゅう食べてるかもしれないし…
同じような社長さんでもランチに5000円は高いよって思う人もいれば、もっと高いものを食べたい人もいるかもしれません。
例えがイマイチですが、いくらがハイレバなのかは一概に言えないかなという意味です。
ただ、レバレッジを高くすると、儲けは多くなりますが損失も多くなるという事は考えなくてはいけません。
たくさん儲けようと思って、負けたときの事を考えずに無計画にハイレバにすると大ダメージをくらうこともあるわけです。
損切りをしない…については、こんな感じでしょうか。
月収20万円のサラリーマンがいて、家賃・光熱費・通信費・その他もろもろで15万円の支払いが決まっているとします。
食費を3万円として、自由に使えるお金は2万円です。
この状態でパチンコに行きました。
2万円突っ込んだが何もです…
本来ならこの時点で限界ですよね。
しかし、ここでやめられずにもう少し入れたら出だすかも…と食費に手を出し…
さらには支払いに必要なお金にも手を出し…
決めたところで損切りしないで、もう少しで戻るんじゃないかってズルズルと持ち続ける感じ?
まぁどれも例えがビミョーですが、僕のイメージという事で 笑
先に述べたように、計画的なら問題ないですが、無計画だとかなりの問題です。
資金に見合わないハイレバでやっていると、思わぬ逆行でナンピンしなくてもフルレバになる事があります。
含み損が増え、余剰証拠金が減るからです。
ナンピンするとその速度は急激に早まります。
さらに逆行が進むと…追い証や強制ロスカットも見えてくるし、
無計画にナンピンすると、予定していた損切りラインに到達する前に切られちゃったりなんてことも。
では、具体的に何をすれば良いかという事ですが
ロット数、エントリー数、損切りラインを計画的に設定するのです。
計画的に設定するというか、エントリーする前に考えてますか?って話です。
10万円が資金として、損切りを100pipsにしてドル円にエントリーするとします。
1万通貨1列なら、損切りにかかったとして1万円の損失です。
2万通貨1列または1万通貨2列なら最大2万円の損失です。
国内口座ならこのロット数ぐらいまでしか入れませんかね。
まぁ損切りラインを変えれば最大損失は変えられるので、
負けたときの額をもっと減らす事も増やす事もできますよね。
しかし、利益の方はよっぽど伸びないと数百円~数千円でしょうかね。
そうなると、海外口座でもっと高いレバレッジをという事になるわけですが…
例えば888倍のところなら、10万円の資金でもドル円なら80万通貨以上いけるかな?
それを使って10万通貨とかでトレードしたら数万円儲ける事可能でしょう。
しかし、10万通貨で損切り100pipsの損失は10万円。
もし、損切りになったら1回で全てを失います。
さらに20万通貨なら50pipsで終わりです。
予定していた100pipsまで行けません。
そして、ほぼフルレバの80万通貨なら12.5pipsでアウトです。
反発しそうなところまでも行けないかもしれませんね。
これがフルレバ・ハイレバの恐ろしいところです。
無計画にエントリーしちゃう人って、気がついたらフルレバになってることって多いんじゃないでしょうかね。
僕もはじめの頃はそうでしたね。
有効証拠金が残っていると、まだエントリーできるぞって思ってましたね。
そして、ギリギリのフルレバまでエントリーしちゃってましたね 苦笑.
この時は、どこまで逆行したらどうなるってあんまり考えていませんでした。
まぁ計画的に損切り浅めのハイレバ・フルレバでやる方法もありますので、それは全く問題ないです。
とにかく、無計画なのがとにかくダメです。
気がついたら取り返しのつかない事になります。
じゃぁどれぐらいでやったら良いの?って話になると思います。
証拠金維持率は何%が良いとか、ロット数の目安とか、その辺は資金の状況や性格にもよりますので、これといった決めごとはありません。
それは、それぞれで決める事、見つける事です。
毎回のエントリーで損切りラインに到達したときの最大損失額が許容できる範囲なのかを考えるのです。
そして、それに見合ったロット数、エントリー数でトレードすることが資金管理だと僕は思います。
当然ですが、最大損失額が許容範囲なのは重要です。
全勝は無理なので、負けのターンで損切りが許容できない額だと損切りできなくなっちゃいますからね。
許容できる額に抑え、負けのターンの時は潔く損切りするのです。
それでも損切りできない場合は、許容できる額ではないということです。
では、許容できる額にするにはどうするか…
方法は3つです。
・ロット下げる、またはエントリー数を減らす
・損切りラインを近づける
・エントリーを損切りラインに近づける
勝つ事だけを考えれば、ロットは大きい方が良いですよね。
しかし、それで負けを受け入れられないのであればロットを下げる方が良いでしょう。
まぁロットを下げてもエントリー数を増やせば同じなのでダメですけどね。
たくさん儲けたいけど、損はしたくない…
そんなに都合良くはいきません。
2~3pips動いただけでわーわー言ったり、トランプで悲鳴をあげている人はロットが大きいのだと思います。
それでも、ハイレバでやりたい人は、損切りを近くするという方法もあります。
その場合、損切りラインの決め方のロジックを変える必要がありますよね。
そうなると、根拠もなく金額やpipsで決める形になる事もあるかと思いますが、どうなんでしょうね?
損切りの後に反転するなんてことが多くなるかもしれませんね。
また、エントリーを損切りに近づける方法もあるかと思います。
ようするに、引きつけてエントリーするということです。
これは資金管理に関係なくともやりたい事ではありますが、精度が求められるハイレベルな事ですし、いつでも許容範囲まで引きつけられるとは限りませんよね。
まぁハイレバの場合、損切りが深いと損失額が大きくなるわけで、それが許容範囲だとしても資金の少ない人にとっては1回の負けで先が見えなくなる事もありますよね。
それを覚悟で勝負するのであれば良いですが、そこまで割り切ってやっている人は多くないように感じます。
またもや話はまとまらなくなってきましたが 汗
結局、資金管理って自分の資金と性格、損切りラインにあったロット数、エントリー数でトレードする事。
そして、必ず損切りラインを守る事…なのかなぁっと僕は思っています。
あとは、1回や2回の負けで全てを失うようなやり方はしない事ですね。
負ける事ばっかり書いてきましたが、資金管理は負けたときのために必要な事なので 笑。
全部勝てるのなら資金管理などいらないのです。
全部勝てるならいつもフルレバで良いんです。
トータルで負けている人は資金管理がしっかりできれば改善されることが多いです。
たくさん儲けようとして負けたときは、払う代償も大きいという事を忘れてはいけません。
こんな長文を最後までお付き合い頂きありがとうございます。
全て、僕の個人的な考えです。
投資は自己責任ということをお忘れなく。
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