2019.1.25 FX攻略日記 昨日のカニさんが損切りしたロジックを解説

昨日(2019年1月25日)の結果です。

 

昨日は前日にこっそり入れていたオジ円の逆張りロングを微利確から始まりました。

昨日のメインはユロドルショートだったわけですが、日中にショートをがっつり貯めて狩りに来るという感じになったようで、すっかり狩られる側になってしまいました 苦笑

最後は内緒で飛び乗ったドル円ショートで週の収支プラスが死守できたのがせめてもの救いです 笑

 

さて、昨日のユロドルですが、教材として大変参考になる特徴がありましたのでまとめたいと思います。

僕が取り引きに使っている手法はカニトレーダーカズヤング氏のロジックを元にしています。

カニさんが開発したトレンド判断のインディケーターとOANDA社のオーダーブックを使用します。

カニさんのエントリー条件等では一部の数値が非公開なのでわからない部分がありますが、ほぼ同じようなエントリーになっています。

矢印の向きとオーダー状況で判断するやり方になります。

 

次の図を見てください。

これは昨日(2019年1月25日)8:00のユロドルのオーダー状況です。

右上の赤枠が買いの逆指値で左下の青枠が売りの買い指値です。

この枠内のグラフのボリュームを燃料と呼んでいます。

燃料が多い方に動きやすいという性質を利用して考えるわけです。

青枠内の燃料の方が多い事がお分かりいただけるでしょうか?

燃料は下という事です。

さらに、この時はインジの矢印も下だったので、「矢印が下、燃料が下」でユロドルはショート狙いということになります。

ついでに言うと、赤枠内の燃料が少ないので上には行きにくい状況でもありました。

 

次にエントリーについてです。

ショート狙いと定まったら、戻り売りポイントを探して指値を入れます。

見るのは次の図の青枠内です。

これは先ほどの(2019年1月25日)8:00のユロドルのオーダー状況を売り買い差し引きして表した純額というグラフです。

ショート狙いなので下を目指すわけですが、戻り売りをするので、現在値を含めて上に純額がある一定の数値以上のところを探します。

純額が一定の数値を超えた場合がエントリー条件になるわけですが、この数値については公開されていないので分かりません。

現時点では、放送を見て研究するしかありませんね。

昨日は条件に該当する場所がたくさんあったのでエントリー数が多くなりました。

エントリー条件に該当する場所が多いと言う事は、上がっても下に反発するところが層になっているという事です。

 

以上の点から考えて、朝の段階では絶好のショート狙いの環境が整っていたと言えます。

下の燃料がすごく多い状態ではありませんでしたが、指標や発言でのイレギュラーやファンドの意図した動き、他通貨が暴れて影響を受けるような事がなければすんなり行きそうだなと思っていました。

で、昨日何が起こったのかですが、これが非常に興味深いのです。

 

次の図は昨日のオーダー状況の推移です。

赤枠内の変化が分かりますか?

買いの燃料が増えながら下がって来ています。

これに伴って損切りラインも下げたわけですが、合せて微妙になってきたなぁと感じてもいました。

19:00の時点で燃料は上の方が有利な状況ですが、矢印はまだ下だったし、ロジック的には諦める感じではありません。

矢印が変わったのがもう少し上の値ですが、この時点での損切り条件はあらかじめ設定した損切りラインに到達した時ということになります。

ただ、矢印が上に変わっているのでロングのエントリー条件に該当するところができたらショートを保持するのに矛盾が生じます。

この様な事態は滅多になく、放送を見ていて記憶では1回あっただけです。

それが、昨日起こりました。

 

昨日はカニさんが突然損切りしたのでビックリした人もいるでしょう。

あの状況がまた興味深い。

次の図を見てください。

これはカニさんが配信している画面の一部です。

左が昨日の21:20のユロドルのオーダー状況で右が21:25のオーダー状況です。

矢印のオーダーを見てください。

21:20の時点ではロングのエントリー条件に該当するポイントはありませんでした。

21:25の更新で矢印のところに買いの指値がドサッと入り、ロングのエントリー条件になったわけです。

 

結果、カニさんはこの1分後くらいに損切りをし、5秒後にはここに指値を入れていました 笑

よく「オーダー変わったんで一旦切ります」とか損切りラインに到達してど転エントリーとかありますが、昨日のように極端なオーダー変化は珍しいんじゃないでしょうかね。

気付いてないだけかも知れませんが…

 

僕は最初に設定した損切りラインに到達したら諦めると決めていたので待ちましたが、柔軟に考える…いや逆にきっちり考えると上の状況で損切りするのが矛盾がないのですね。

まぁこんな事がしょっちゅうあったら困るんですけどね 笑

 

記事中の画像はOANDA社のホームページとYouTubeのfxカニトレーダーカズヤング氏のチャンネル内の動画より勝手に引用させて頂いております。

 

さて、昨日のトレードですが、前日からのオジ円ロングは指しておいたTPに到達する前に…というか微利益で決済。

置いときゃ良かったって結果になりました。

その後は上で説明したユロドルショート6列損切り。

最後にドル円逆張りショート2列で少し取り返した感じです。

 

昨日の戦績

-155.9pips 11戦4勝

¥-176,273です。

 

前日の結果はこちら。

2019.1.24 FX攻略日記 ナンピンのメリットデメリット

Posted by nagifx