2019.1.24 FX攻略日記 ナンピンのメリットデメリット
昨日(2019年1月24日)の結果です。
昨日はドル円もユロドルも上下に激しく動く場面がありビックリしましたね。
ドル円もユロドルもショート狙いでいましたが、ユロドルはポジションが無い状態で置いていかれました 苦笑
逆張りの段階から狙っていたんですけどね。
一旦おさまってからの第2弾からの参加になりました。
昨日は某所でナンピン談義で盛り上がったので、僕の体験と考えを書きます。
僕は元々ナンピン投資法トレーダーでした 笑。
FXって負けなければ勝てると思っていたからです。
まだまだ始めたばかりのぺーぺーですが、3回の失敗でそれは間違いだと気づきました。
僕がFXを始めたのは2018年9月18日です。
その時、ドル円は111円後半ぐらいで上昇トレンドの最中でした。
2週間くらい上げっぱなしで114円まで一気に行った感じの時でした。
その頃の僕は手法など何もなく、1分足のチャートに張り付いて雰囲気だけでトレードをしていたわけですが、日足が陽線で終わる日がほとんどだったので、とりあえずロングを持っていれば勝てる状態でした。
朝起きてロングエントリー、逆行したら買い下がってどんどんポジションを増やす。
それでも陽線で終わるわけですからプラスになるのです。
時々陰線で終わる日もありましたが、そんな日は持ち越して次の日には戻る感じでした。
素直に上がった日は「やったー楽勝だぜ」って思いでしたが、逆行してから戻った時は建値付近で微利確していたように思います。
まだ上がると思っているのに、プラ天したらすぐに決済して「ふーなんとか逃げられた」って思いでした。
そんな感じでトレードをしていたのですが、10月の頭に事態は一変します。
114円中盤で下降トレンドに変わったのです。
ペーペーの僕はそんなこと分かるわけがありません。
下がりだしている事に気づかず、113円の後半でロングエントリーです。
どんどん下がるのでどんどん買い下がって113円台に7~8列の含み損ポジションがたまってしまいました。
その時点で損切りなどは一切考えていませんでした。
どうせいつか戻るべっていうね 苦笑
損切りするつもりがないから、当然逆指値は置いていません。
今思えば、この時に大暴落が起きていたら…完全に死亡でしたね。
逆に決済指値は建値付近に置いていました。
寝てる間でもいつでも逃げられるように…
リスクリワードがめちゃくちゃですよね。
結局、4日後には113円台も見なくなり、数日後には111円台の後半まで下落しました。
113円台に戻ってきたのは3週間後くらいですね。
その間はずっと塩漬け状態です。
入金投資法で余力を増やし、トレードは毎日していましたが、もっと下がればいつかは余力がなくなる危険な状態ですよね。
まだ余剰金に余裕があったから良かったですが、余剰金が底をついたら入金投資法もできなくなり、日々のトレードができなくなった事も考えられます。
この時も思ったのが「ふーなんとか逃げられた」でした。
苦労して3週間以上も保持したポジションはほとんどプラマイ0円で決済です。
この様な経験をしておきながら考えはすぐに変わらなかったので、同じような事をその後も2回ほど繰り返しました。
含み損で最高200万円くらいになった事もあります。
この2回は結局-40万円超えで戻り損切りをしています。
待てば次の日くらいにプラ天していましたが、待てませんでした。
「もういいや、時間が勿体ない」っていう思いの方が強くなっていました。
この様な体験から、今僕がナンピンについてどのように考えているかが以下になります。
ナンピンのメリットは一つ。
損切りをしないで保持し続ける場合、プラ天する値を下げられる。
これだけです。
ナンピンのデメリットは2つ。
一つ目はどんどん証拠金に余裕がなくなり(フルレバになり)、もっと逆行したら死亡する。
二つ目は余力が少なくなり、日々のトレードで儲ける事ができなくなる。場合によってはただ待つだけになる。
という事です。
すぐに戻って解消できれば良いですが、何日も何週間も戻らなかった場合、非常に効率が悪い状態になります。
そのまま死亡する事も考えられます。
負けないことに拘り、結局勝てないことになるのです。
負けのターンと勝ちのターンがあって良いのです。
負けよりも勝ちの額が多くなるようにすれば良いのです。
そのためにどうしたら良いか…
期待値の高い手法を使い、ダメだった場合は適切なところで損切りをすることです。
まぁ、好きなようにやれば良いですけど僕はこの様にやっていこうと思います。
ちなみに、僕が考えるナンピンの定義は逃げようと無計画に思ってエントリーを繰り返す事。
塩漬けの定義は、スキャルやデイのトレーダーが通常の決済間隔を越え、含み損のポジションを持ち続ける事。
という意味で使っています。
一般的に正解では無いかも知れませんが、僕の感覚として捉えて頂ければ幸いです。
損切りの考え方についても別の機会に書こうと思っています。
長くなりましたが昨日の結果です。
昨日はドル円のショート、ユロドルのショートは全勝、ユロドルのロングが1敗でした。
昨日の戦績
+71.7pips 11戦10勝
¥+76,320です。
前日の結果はこちら。
闘いには攻めと守りの他に逃げがある